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学校へ行こう!&Poppyちゃんとおかいもの。

2006年10月9日、月曜日
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なんと、この日は外国語学校でPoppyちゃんのドイツ語コースに参加してしまった!
Poppyちゃんが親切にも、事前に先生に参加の許可を求めていてくれていたため、
クラスで発言はしちゃだめだけど、皆と席について授業を受けていいことになったのだ。

地下鉄で、早々に彼女のクラスメイトたちと会う。おお!この風景、留学中を思い出す。
なつかしい。 でも、ちょっと緊張。 ブラジルから来た明るくて活発な女の子に、
「ねえねえ、東京で若者が多い場所はなんだっけ?Shi…?」「Shibuya!」とか、
「日本で売ってる暖かくて、中に豚が入ってる食べ物ってなに?」「Nikuman!」って会話とかして、楽しかったけど、それらの会話は英語であった(爆)!

先生、到着!



190cm以上ありそうで、金髪でカールした長めの髪に、
顔は、、おぎやはぎのおぎ!!!(左がおぎ)
って思った途端、ふきだしそうになった。
でも、Poppyちゃんはおぎ似を認めてくれず。。
私的には、おぎを西洋人にしたら、似てる感じなんだけどな。

先生は、フレンドリーで楽しくて、でも早口。
よくこんなにも内容の濃い授業を毎日3時間もこなしているな!
と本当にPoppyちゃんを尊敬するわたしである。
ほんとに初級とは思えない内容なんだもの。
わたしも1回参加しただけで、すごく勉強になった

さて、宿題を答え合わせ。 
例文につづいて文を作るというプリントがあった。
たとえば、
Ich schreibe Dir keinen Brief, sondern ein E-Mail.みたいな。
(私は君に手紙を書かないけど、(E-メールを書く))。

そこで、イランの男の子だったかが、
「彼女は泣く、なぜなら(   )」という文で、
Sie weint, weil sie Kopfschmerzen hat.
(彼女は泣く、なぜなら頭痛がするから)
という文を答えたのだ。

そしたら、先生が、「それは本当?ここにいる女性たちにきいてみて。」といった。
先生は、「女性は、”頭が痛い”という。 男性は”すっごく頭が痛い”という。」と
女性のほうが痛みに強いことを表現したので、すごく可笑しかった。

「皆は、頭が痛くて泣いたりする?」ときくと、皆女の子たちは、
Nein!(いいえ)と答えたので、その若いイラン人の男の子は困った顔をしていた。

先生も若いけど、人生経験豊富そうなので、30歳は超えているかも、と思った。
あとできいたところ、やっぱりそうみたい。 

ドイツ語のことわざみたいなのも習った。
Wer wenig arbeitet, macht wenig Fehler.
Wer viel arbeitet, macht viele Fehler.
Wer keine Fehler macht ist ein fauler Hund.

少ししか働かない人は、少ししか間違えない。
沢山働く人は、沢山間違える。
全然間違えない人は、怠け者の犬だ。

とでもいうのか。 間違えちゃった人を励ます格言なのかな?

とにかく、クラスの子たちは怠け者とは反対に熱心に(fleissig)勉強していて、
ドイツの大学に入りたいとかの目的があり、一日中勉強していたりするみたい。
わたしもドイツ語がんばろう!と思った。

午後、Hackesche Höfe方面へ。
まず、テレビ塔近くの駅で降りて、おしゃれな感じのベトナム料理でランチ。
迷ったあげく、Pho Ga(鶏肉のフォー)をチョイス。
Poppyちゃんはグリーンカレー。
アジアの味はほっとする。 緑茶もおいしかった。
お天気がすごくよくて、雲ひとつない感じ。

この辺りのお店はほんとおしゃれで、ドイツのイメージを覆す感じ。
Schiesser(130年前以上から続く老舗のコットンの下着やさん)のアイテムが天井まで並ぶショップへ。ここのキャミやTシャツ、パンツは肌触りがとっても気持ちいい!
ベルリンに住んでいたら、おそらくはコレクションするであろうと思うほど、気に入ったが1枚しか買えない(5000円くらいだけど、コットンの下着には高い)。
シンプルなのに、素っ気ないボタンや小さく控えめなレースが女の子心をさそう。
ちょっと迷って、袖も付いている白の上に着るものを購入。
小さいサイズもあります!

アート風のお店や、おしゃれなブーツやさん、セレクトショップなど、
ここに来ていると、ドイツがおしゃれじゃないという先入観を壊される。
素敵な感じのお店がたくさん。 
Poppyちゃんと中に入った手作りっぽい洋服やさんはベビー服やさんとお店を二分していて、ほんとに素敵だった。ちょっと高いので、見ているだけだったけど、ベルリンの熊や、テレビ塔をモチーフに、お店のお姉さんが手作りでミシンがけしているのもみちゃったり!
そのうち、常連なのか、真剣に買い物するような人が入ってきたので、写真を撮らせてもらい(勝手にだけど、誰もいなかった)外へ。

イギリス風のお店で、バッグを買う。すごく頑丈で、ごつい感じがかっこいいバッグ。
カメラを入れるにもちょうどよさそうで、日本にない感じ。よく出来た割りに安いので、
すごく気に入った。後でわかったんだけど、なんとバッグの名前は、、
ORANGR GEISHA!
なにゆえ?


トラム(路面電車)のあるところ(ということは旧東側)を通り抜けて、
うきうきすると、なんだかパリでお買い物している感覚を思い出してくる。
この辺りは、建物の奥の中庭やその奥の建物がギャラリーになっていたり、
アーティストたちが住んでいたりしていて、そんな光景を垣間見るのも楽しい。
ベルリンって、ちょっとうちの近所の下北沢にも共通するかも。

ハッケーシャホフと呼ばれる一角は、常に観光客たちでにぎわうベルリンの旬のスポット。

行く前に、ネットでみていたアンペルマングッズなど、全く興味なかったのに、
本物を目の前にすると、思わず夢中に。アンペルマンとは、旧東ドイツの信号機の
赤と青のキャラクター。普通は人の形をしているだけのはずだけど、
この子たちはちょっと特徴のある形をしている。
別の日にハインツ(後日ウィーンから合流)とも、
「ほらみて!アンペルマンがいるよ!」と指差すほど、
大人を無邪気に夢中にさせる不思議な力がアンペルマンにはあるみたい。
可愛らしすぎて、と敬遠していたはずが、ショップにいったら、
いろんなグッズを買っていた。

しばらくぶらぶらして、中庭のカフェでお茶。
すごく気持ちいい。しかし、ベルリン名物Berliner Weisseをアルコールが
入っていると知らず、ストローで飲んでたら、ちょっと酔っ払ってしまった。
アルコール分はごく少量らしいんだけど。
しかし、気持ちいい感じで、Poppyちゃんとオリィさんのなれそめみたいなしあわせ話を少しだけ聞きながら、飛行機雲(ベルリンにはなぜかいっぱい)を眺めていたのは気持ちよかった!

すると、空に不思議な虹が!
今までみたこともない反対のアーチを描いた大きめの虹!
虹は、ノアの方舟のところで神様が、約束をはたすシンボルにみせてくれるものなので、
なんだか、この旅が神様に約束されているようで、ハッピーな気分に。
写真は、Poppyちゃんのサイトにもあります。
綺麗で、神秘的な形でしょう!

その後、場所を移動して、Kulturebraueraiという、元ビール醸造工場の跡地にできた場所へ。ここでは毎日のようにコンサートをやっているとかで、恵比寿ガーデンプレイスみたいな場所。たまたま人はいなくて閑散としていたけど、みつけた「i」(インフォメーション)で、「水曜日か木曜日にいい感じで音楽を楽しめる場所ってありませんか?」と聞いてみる。Poppyちゃんもわたしもドイツ語と英語を交えながら奮闘。「i」の人たちも2つの言語を合わせて親切に教えてくれた。

また場所を移動して、以前Webで見つけて行きたかったチョコレートやさんへ。
ちょっと暗くなってきたので、なんだかこわかったけど、Poppyちゃんは全然平気!
お店は、in’tVeldといい、
となりのKakao Café Barというホッとチョコレートの専門カフェもすごーくいい雰囲気。そのとなりのカフェもカラフルなチェアがよくって、家族やなんかが夕方をのんびり過ごしてる感じ。

小さな男の子がわけのわからないことをいいながら、自転車で通り過ぎたり、ベビーカーにベイビーたちを連れたお母さんたちがおしゃべりしていたり。。。


チョコレート屋さんのすぐ近くには、これまた可愛い雑貨屋さんが。
お店のお姉さんはとても感じがよく、日本人のお友達がいるそう。
Poppyちゃんの作品を置かせてくれるかもしれないので、みてくれるといってくれたり!
わたしが写真を撮りたいといったら、「どうぞすきなだけ撮って!」といってくれたり!
ところで、そんなによい感じのお店なのに、私たち2人は、お店の名前を忘れてしまった!
ただ、もうすぐPoppyちゃんがまた遊びに(作品みせに)行くと思うので、そしたら判明するであろう。

その後、オシャレな帽子屋さんを外から眺めたり、いい感じのインテリア雑貨ショップ(ポーランドの陶器のお店と二分してる)をみたりして、オリィさんと合流。

夕食は、なんとなく、賑わっていたメキシカン料理のレストランへ。
外で食べても、ヒーターのおかげで顔が火照るほど暖かかった。
オリィーさんの注文したビールは、「普通のビール」というけど、
とにかく大きい! こんなグラスで飲むというだけで、日本では普通ではないなあ。

とにかく、いろんなところへ行けて写真を撮れて、ショッピングも出来て、
おなかもいっぱいで満たされたけど、Poppyちゃんは、あんまりお店とか廻れなかったと思っていたようだ。 わたしとしては、もう大満足!この日記をみてもわかると思うけど、かなりいろんな場所へ行ったと思う! Poppyちゃん、nichit bar?

またまた日記が長くなりました。読んでくれてありがとう!
by megtig | 2006-10-16 21:47 | Berlin
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