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赤にひかれる、 備前焼。

最近、赤色のものに惹かれています。

ずっとずっと青や緑がすきなのに、自分の中でここ数年、
暖色系が気になって。

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わたしの部屋。

きっかけは、ヨーロッパでの暖かい色にひかれたことから。

夏暑いあつい日本と違い、夏でもひんやり石の建物の多い
欧州で、そして特に冬の寒ーいさむい時期の間接照明の黄色、橙、
そういった色が嫌味でも、子供っぽくもなく、うまく生かされているのを感じてから。

わたしの小さな部屋には、赤のものが集まったコーナーと、
黄色い色のものが集まったコーナーができました。

最近買ったもの、出会ったものは意識せずに、赤や黄色だったりして不思議。
それらも、フランスのプロヴァンスや、ドイツからやってきたものが多いんです。





そんな中、この間岡山へ旅行して、出会った備前焼。
1組のカップ&ソーサーちゃんたちです。
赤にひかれる、 備前焼。_c0089939_215478.jpg

備前焼は、昔ながらの窯で、1週間以上も高温で焼かれるということ。
華美な感じはありませんが、これで飲み物をいただくと美味しいとか。
お酒、ビール、お花を生けるとお花が長持ちして色がいいそうだし、

わたしは『備前玉』という備前焼の玉も買って帰ったのだけど、
ご飯を炊く前に炊飯器に入れてみたら、ごはんがつやつやふっくら炊けてたみたい。。

というように、愛着がわく、落ち着いた色合いなのです。

この備前ちゃんたち、赤色のものたちとも、相性抜群。

わたしがポストカードを販売させてもらっているお店Notreさんで買った
天使のブタちゃんや、おなじくNotreさんで購入した大人かご(と勝手に命名)にも
ぴったり! 大人かごは、京都の方が作っているそうで、なにげないけど
素敵なのでした。


さて、話は昨日の続き、倉敷に戻ると、
この備前焼を買ったのは、一陽窯という窯を持つお店なのだけど、
2階席は、甘味処にもなっています。

ぜんざいを頂いたのだけど、2階の小さなスペースには他の人もいなくて、
ここちよい秋の光が少しだけ入ってきて、2階にも備前の焼き物作品があったりと
なかなかよかったです。

そうそう、泊まったホテルは、その倉敷の中心、美観地区のすぐ横にある
倉敷国際ホテルというところでした。
ほのかに和風の、大正ロマンみたいな(でもベッドなど洋室)落ち着くたたずまい。

なにせ会社の旅行で無料だったので、皆来なくてもったいないなあって思ったりしました。
(女の子はほとんど来なかったんだけど、参加した人たちがよかったといったら、
行けばよかった!だって。次は5年後。そのときまでいるかなあ??)

金沢を旅行したときも感じたことだけど、倉敷の人たちも物腰がやわらかで
道などをきいたときの説明が丁寧で、 単なる観光地としてでなく、
人がやさしい場所だと感じました。 そういう場所って皆すきになるね。
ただ、岡山の方言は、けっこうキツい感じだったけど、面白かった!

岡山駅はきれいになっていたけど、東京みたいなお店ばっかりで
つまらなかった。地元の食べ物とかも、ちゃんとみれば売っているんだろうけどね。
文化が均一化しちゃうのはさみしい。

まぁ今回は一歩踏み込んで見るには短すぎた(土日の週末のみ)けど、
すべて新幹線代もなにもかも出してくれる会社に感謝!

日本はまだまだみるところがあると思うので、国内もたくさん旅したい!

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by megtig | 2006-11-07 22:12 | 日本 Nippon
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