最近、赤色のものに惹かれています。
ずっとずっと青や緑がすきなのに、自分の中でここ数年、 暖色系が気になって。 わたしの部屋。 きっかけは、ヨーロッパでの暖かい色にひかれたことから。 夏暑いあつい日本と違い、夏でもひんやり石の建物の多い 欧州で、そして特に冬の寒ーいさむい時期の間接照明の黄色、橙、 そういった色が嫌味でも、子供っぽくもなく、うまく生かされているのを感じてから。 わたしの小さな部屋には、赤のものが集まったコーナーと、 黄色い色のものが集まったコーナーができました。 最近買ったもの、出会ったものは意識せずに、赤や黄色だったりして不思議。 それらも、フランスのプロヴァンスや、ドイツからやってきたものが多いんです。 * そんな中、この間岡山へ旅行して、出会った備前焼。 1組のカップ&ソーサーちゃんたちです。 備前焼は、昔ながらの窯で、1週間以上も高温で焼かれるということ。 華美な感じはありませんが、これで飲み物をいただくと美味しいとか。 お酒、ビール、お花を生けるとお花が長持ちして色がいいそうだし、 わたしは『備前玉』という備前焼の玉も買って帰ったのだけど、 ご飯を炊く前に炊飯器に入れてみたら、ごはんがつやつやふっくら炊けてたみたい。。 というように、愛着がわく、落ち着いた色合いなのです。 この備前ちゃんたち、赤色のものたちとも、相性抜群。 わたしがポストカードを販売させてもらっているお店Notreさんで買った 天使のブタちゃんや、おなじくNotreさんで購入した大人かご(と勝手に命名)にも ぴったり! 大人かごは、京都の方が作っているそうで、なにげないけど 素敵なのでした。 * さて、話は昨日の続き、倉敷に戻ると、 この備前焼を買ったのは、一陽窯という窯を持つお店なのだけど、 2階席は、甘味処にもなっています。 ぜんざいを頂いたのだけど、2階の小さなスペースには他の人もいなくて、 ここちよい秋の光が少しだけ入ってきて、2階にも備前の焼き物作品があったりと なかなかよかったです。 そうそう、泊まったホテルは、その倉敷の中心、美観地区のすぐ横にある 倉敷国際ホテルというところでした。 ほのかに和風の、大正ロマンみたいな(でもベッドなど洋室)落ち着くたたずまい。 なにせ会社の旅行で無料だったので、皆来なくてもったいないなあって思ったりしました。 (女の子はほとんど来なかったんだけど、参加した人たちがよかったといったら、 行けばよかった!だって。次は5年後。そのときまでいるかなあ??) 金沢を旅行したときも感じたことだけど、倉敷の人たちも物腰がやわらかで 道などをきいたときの説明が丁寧で、 単なる観光地としてでなく、 人がやさしい場所だと感じました。 そういう場所って皆すきになるね。 ただ、岡山の方言は、けっこうキツい感じだったけど、面白かった! 岡山駅はきれいになっていたけど、東京みたいなお店ばっかりで つまらなかった。地元の食べ物とかも、ちゃんとみれば売っているんだろうけどね。 文化が均一化しちゃうのはさみしい。 まぁ今回は一歩踏み込んで見るには短すぎた(土日の週末のみ)けど、 すべて新幹線代もなにもかも出してくれる会社に感謝! 日本はまだまだみるところがあると思うので、国内もたくさん旅したい!
by megtig
| 2006-11-07 22:12
| 日本 Nippon
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